2006年10月04日

ベトナムうんこ

日本でありがたいのはトイレの清潔さ。デパートや公共の施設など建物の中にある公衆便所はキレイな所が多いし、ウォシュレットが付いてる所も少なくない。
また街中で急にもよおしても、コンビニがアチコチにあるので借りられて大変便利。でもそれは日本のオハナシ。

ベトナムを旅行してた時、夜行バスで移動中に大きい方がしたくなってきた。
夜中の2時頃だっただろうか。運よく間もなくバスが休憩の為に国道沿いの小さなレストラン(大きな食堂か)に停車したので、ヤレヤレとばかりに他の外人の旅行者と共にバスから降り、駐車場の隅にポツンと1つだけある公衆便所に向かうとすでに1〜2人並んでいた。前の奴が出てきて開いてる戸から中を見て思わず天を仰いだ。

小さい個室に和式の便器があるのだが、床がビチャビチャでもの凄く臭い。自動水洗じゃない為、用が済んだら隅にあるコンクリの水を溜めてある所から手桶で水を汲んで流すシステムなのだが、その時にどうしても床がビチャビチャになるのだ。それは現地ではよくある事なのだが、更に夜中なのに電気がついておらず戸を閉めると真っ暗。しかも天井の隅に大きなクモが巣を張っており、蛾やら訳の分からない虫が数匹飛び交っている。おまけにかなり臭い。

いくら現地の生活に慣れてたとはいえ、とてもこの真っ暗な小部屋の中には入る勇気はなかった。
しょうがないので後ろの白人に譲ってやると、彼も中の様子に少したじろいでいたが、やがて「サンキュー!」とか言いながら果敢にも中に入っていった。「マジかよ」と思っていたら、中からしっかりカギまでかけていた。

さて困った。他にはトイレは無さそうだし、かといって我慢も出来ない。早くしないとバスも出発してしまう。しかしあの小部屋はちょっとムリだ。
と、その時!どこからともなく「ザザァ〜ッ ザザァ〜ッ」という音が聞こえてきた。
暗くて気がつかなかったのだが、どうやらココは海岸沿いですぐそばにビーチがあるようだ。
音のする方に歩いて行くと、確かに砂浜になってた。更に奥の方を見ると木の杭で柵が作ってあり、ビーチパラソルやチェアーやらが束ねて置いてあるのがうっすらと見えた。

あそこだ!ひらめき
もうあそこでするしかないと真っ暗な砂浜を歩いて行き、その場所に辿り着くと思ってたより遠かった。もしココでしてる間にバスが行ってしまったらどうしようかとも思ったが、お腹の方は許してくれなかった。

真っ暗な砂浜でズボンを降ろし木の杭に捕まった。
幸い暗いおかげでレストランの方からこっちは見えないはずだ。僕は遠くのバスをにらみながら心の中で「出るなよぉ 出るなよぉ」と念じながらお腹の中で「早く出ろっ 早く出ろっ」と念じた。
緊張するとなかなか出ないものだが、その時はすんなり出た。けっこう出た。


「ザザァ〜ッ ザザァ〜ッ」異国の波の音を聞きながら持参したトイレットペーパーで事後処理をしていると、ふと人の気配を感じた。
ビクッ!として見ると暗闇から現地の男の人がこっちを見てた。怪しまれるのもなんだろうと思い、ニッコリ笑いながら「うんこ」と言ってみた。
向こうも察したのかそのまま何も言わずにその場を立ち去った。
僕は最後に砂をかけてからバスに向かって走って行った・・・・。



オレ、夜中に何書いてるんだろう


posted by Shintaro at 06:12| 東京 ☀| Comment(0) | 思い出した | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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