2007年07月17日

バガン

photoa9.jpg

この写真は世界三大仏教遺跡の一つバガン遺跡です。
5年前ミャンマーに行った時に撮りました。赤茶けた平原に無数のパゴダ(仏塔)や寺院が点在してます。今でも現役の物も少しはあるけどほとんどはただ存在してるだけです。当然ミャンマー観光の目玉の一つですが、なんせミャンマーなんで観光客などたかが知れてます。
ここから自転車で20分くらいかかる町から日中、炎天下の中えっちらおっちら辿り着きました。
緑の少ない人けの無い静かな赤茶けた広大な遺跡群の中を一人自転車でのんびり見て周ってたら、最初気味が悪かったけど次第に妙に落ち着く感じがしてきて、一人で無人のパゴダの中に入って涼んだりしました。

夕方近くになり、段々日差しが弱まってくるといつの間にか人が増えてきました。地元の人も観光客も。自転車に乗りながらふらふらしてたら道端に土産物を並べて売ってました。特に欲しい物は無かったんだけど、自転車を降りちょっとのぞいて見たら布に描いた仏画を売ってるまだ20代半ばくらいの若い男がいました。
その男が「私が描いた絵なんです。買って下さい!」と熱心に勧めてきました。素人目にはそこそこ良い絵に見えましたがお金が無かったので、相手の言い値よりウ〜〜ンと低い値を言ってやったら「冗談じゃない」って感じで首を振ったので「じゃぁいいよ」って自転車に乗ろうとしたら「ちょっと待って!・・・・その値段でもOK」とか言ってきました。
横にいた彼女か奥さんか知らないけど女の人が「あんた本気なの?それじゃぁあまりに安すぎるわよ!」みたいな感じで男に必死に言ってましたが「いや、いいから・・・」みたいな感じで「さあ好きな絵を選んでくれ」って言うんで仕方なく、象の神様がシェ−ッをしてるような絵を一枚買いました。

何かオレ悪い事したかな?って思いながらまた自転車に乗って夕陽がきれいだって聞いた一番高い寺院を目指しました。寺院に着き上に登ったら、雲に隠れて結局夕陽は見えませんでした。周りの人達も残念そうでした。
白い衣装をまとった白人のカップルが一生懸命に何かの念仏のようなものを唱えながら妙な踊りを踊っていました。その二人の周りには誰も近寄りません。遊びに来てた地元の子供達に「何だアレは?」と聞いても「知らない」と答えられるだけでした。
気がついたら持って来てた水はもう無く、のどがカラカラだったので試しに「お前が持ってるコーラ一口くれよ」と言ったら子供はうれしそうにくれました。ヌルかったけど美味かったです。一口ではなく全部飲み干してやったら何故か大喜びしてました。それを見てた他の子供も「コレもコレも」と持ってるジュースをくれました。せっかくだから飲んでやりましたが、口の中でヌルいコーラやオレンジジュースや甘い牛乳のような味が混ざって気味が悪かったです。
でも子供達は外人にジュースをやって嬉しそうだったので良かったのかな。この辺は後にカンボジアとタイの国境で、袋に入ったスナック菓子を「少しくれよ」と言ったら、睨みつける様な目で「ノー!」と言ったカンボジア難民の子供とはエライ違いです。
また、自分は絵描きだとか言う男に手に持ってたさっき買った仏画を見つけられ「いくらで買った?」と聞かれ値段を言ったら「何て事を・・・」って感じでとても悲しそうな顔をされました。そして「ちょっと貸してくれ」と言うととても丁寧に、大事そうにクルクルと丸め直して返してくれました。

やっぱり何かオレ悪い事したかな?って思いながらその寺院から子供達と一緒に降りて「バイバイ」をして、また自転車に乗ってえっちらおっちら安宿まで帰るのでした。


posted by Shintaro at 04:01| 東京 🌁| Comment(0) | 思い出した | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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